熱帯アジアを原産地とするショウガ科クルクマ属に分類されるウコン(学術名;Curcuma longa L.)は、熱帯性植物でインド、中国南部、台湾、日本などに自生しているとされています。
沖縄では、琉球王朝時代より、民間薬として受け継がれており、その根茎にはミネラルなどの健康に不可欠な成分が多く含まれ、優れた効能があることが知られていました。また、カレー粉の黄色い色素はウコンの色素成分クルクミンで、英語ではターメリックと呼んでいます。
日本でウコンの効能が広く知られ、利用されるようになったのは、南方諸国と盛んに交易を行なっていた琉球王国が輸入したのが始まりで、優れた効能をもつ生薬として、さらには食用や染料などの貴重な材料として、大阪方面を中心にかなりの需要がありました。当時は、琉球王国の専売品として高額で取り引きされ、琉球王国の財政に貢献しました。